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"感性がグラフになるまで" ネーミング調査の場合

調査に用意するサンプル数、15個の理由

ネーミングの印象調査ではサンプルは15個必要です。
次項の説明に出てくる形容詞の対語数とのバランスから、解析の精度を出すために必要な数が15個なのです。
自社のサンプルでは足りない場合は、同じ商品群に属す他社製品のネームをサンプルに利用しても構いません。

参考事例: アクティブな女性向けエナジードリンクのネーミングサンプル

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ネーミングの特徴を捉えるリトマス紙「形容詞」

調査には形容詞を利用します。

下記のこれらの形容詞は、ネーミングデザインをする際にデザイナーや開発担当者がネーミングの印象を
評価したり表現する時によく使う言葉を参考にセレクトした、ネーミングの印象調査専用の形容詞です。
これらの形容詞は各ネーミングサンプルの特徴を捉えるリトマス紙のような働きをします。

調査には形容詞を利用します。

下記のこれらの形容詞は、ネーミングデザインをする際にデザイナーや開発担当者がネーミングの印象を
評価したり表現する時によく使う言葉を参考にセレクトした、ネーミングの印象調査専用の形容詞です。
これらの形容詞は各ネーミングサンプルの特徴を捉えるリトマス紙のような働きをします。

ネーミング調査専用の形容詞

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「印象の良い」理由を探る調査なので「印象の良い」も加え計11個の形容詞を利用します。

形容詞の「対語」感性を測る定規

「爽やかな」という形容詞を「爽やかな⇔爽やかでない」のような対語にして、その間を7段階の尺度に分割します。
7段階尺度の間で回答することで、微妙なニュアンスを反映することが出来、直感的な回答が可能になります。
このような測定方法を心理測定法(SD法)といいます。

参考 形容詞対と7段階の尺度。モニター回答画面より

detail_1_03.png

1つのネーミングサンプルに対して形容詞11個の対語を答えてもらいます。
サンプル15個×形容詞対11個

100人分収集

モニターさん100人分のデータを集めます。
モニターさんの属性はお客様が選択いただけます。お客様の顧客層に近いデータを収取することが可能です。

回答サンプル15個×形容詞対11個×100人分のデータが集まってくると…
直観傾向の大きな塊となります

データの塊を解析「重回帰分析」

集まってきたデータはそのまま重回帰分析という解析にかけられて、結果をグラフとして表示します。

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